国民病とも言われる高血圧症についてどの程度ご理解されているでしょうか?高血圧症はサイレントキラーと呼ばれています。自覚症状が出ないまま重篤な病気へと結びついていきます。そんな恐ろしい高血圧について解説いたします。\n

もし高血圧症だったら

タバコを持っている人

もし、高血圧症と診断された場合、最も重視したいこと合併症の発症を防ぐことです。
高血圧によって発症するリスクが高まる合併症としては、腎機能低下による腎臓疾患、動脈硬化、それによって発症リスクが高まる狭心症や心筋梗塞と言った心臓疾患、及び脳卒中や脳梗塞と言った脳血管疾患、更には糖尿病などが挙げられます。
いずれも、体に対して非常に重篤な症状をもたらす病気ばかりです。
だからこそ、その発症を防ぐことこそ、最も重視されるべき点になると言えるのです。
そしてそのためには、高血圧を進行させないことが必要です。
もし、既に高血圧がある程度のレベルにまで進行してしまっている、あるいは合併症発症のリスクがとても高いと診断された場合には、降圧薬が処方される場合もあります。

高血圧の治療薬として使われる薬の中にアテノロールという薬があります。
アテノロールは心臓にある交感神経のβ受容体を遮断する作用があります。
また、アテノロールには心拍を抑える作用があります。
この作用からβブロッカーという系統に分類される薬です。
高血圧以外にも、狭心症や不整脈の治療にも使われたりもします。
しかしそうした場合を除いて、高血圧の改善、進行を防ぐために用いられるのは、生活習慣の改善と言う方法です。
まず食事による塩分摂取を抑えることです。
塩分の過剰摂取と高血圧の間に深い関係があることは、医学的にも証明されています。
たったこれだけのこと、と思われる方もいるかもしれませんが、食事から摂取する塩分量を控えただけで血圧の値が大幅に低下すると言うのは、決して珍しいことではありません。
具体的には、1日6g未満に抑えることが望ましいとされており、これはティースプーン1杯分の量です。

それから1日30分程度の、ややきついと感じる程度の運動を行う習慣を持つことも重要なことです。
運動に対しては、特に血管の健康や柔軟性を保つ効果が期待できるとされています。
そのため、高血圧による動脈硬化の進行予防に有効です。
ウォーキングや軽いジョギング、水泳と言った有酸素運動が望ましいですが、いきなり運動が難しいと言う人は、生活の中でこまめに体を動かす習慣を持つことから始めてみると良いです。